家事代行『DMM Okan』2018年9月でサービス終了

DMMが運営する家事代行マッチングサービス『DMM Okan』が2018年9月末を持ってサービス終了となる事が決定しました。

メディアやSNSなどでも何度も取り上げられて大好評だったはずのDMM Okanが、なぜ早々にサービス終了するのか疑問に思った方も多いんじゃないでしょうか。

また、現在DMM Okanで働いている人にとっては

といった不安を抱えている方も多いかもしれません。

そこで今回は、DMM Okanのサービス終了の原因や現在働いているスタッフ向けのDMM Okanサービス終了までのスケジュールなどをご紹介していこうと思います。

みなさんの参考になりましたら幸いです。

それではまいります。

DMM Okanサービス終了の詳細

DMM Okanは、2016年12月に東京都内の一部の地域でスタートした家事代行マッチングアプリです。

DMM Okanの母体は、ネット通販などを行うDMM.comという日本の企業になります。もともとネット関係に強い会社という事もあって

「アプリでお客様と家政婦が直接やり取りをする」

という今までの家事代行会社とは違う会社を介さない方法で家事代行サービスを運営しています。

DMM Okanは、2016年12月のスタートからわずか1年10か月でのサービス終了になってしまいました。

こんなに早くサービスが終わってしまう原因は、

お客様が多すぎる

ということ。利用したい人が殺到してスタッフが手配できなかったことがサービス終了の一番の原因です。

以下、『IT media NEWS』がDMM Okanの広報に取材した際の内容を引用しています。

市場規模に目を付けて2016年12月からスタートした。メディアなどに取り上げられて注目を集めたが、需要が先行してしまい、代行スタッフの供給が不足し、なかなかマッチングできない状況になっていた。

引用：IT media NEWS

競合他社は、派遣スタッフを従業員として用意しているため、サービス品質を担保できている。DMM Okanでは個人間取引となるため、スタッフの品質担保が難しい。

引用：IT media NEWS

お客様が多すぎてスタッフが足りない！

という問題は、私が在籍していた家事代行会社でも常に抱えていましたし、それと同時に「お客様が多いエリア」と「スタッフが多いエリア」に偏りがあることも大きな問題になっていました。

私が在籍していた会社は、交通費が実費で出るのでスタッフの家から少々遠くても行ってもらえていました。

が、そうなるとDMM Okanの場合は時給は高いけど交通費が出ないというのがかなりネックになるんです。

「近所でしか働きたくない」

という人が多く思うようにマッチングできなかった、というのもあるかもしれませんね(;^ω^)

現在DMM Okanで働いているスタッフの方に向けた、サービス終了までのスケジュールです。

2018年8月2日(木)	スタッフの新規登録終了
2018年9月30日(日)	全てのサービス終了チャット機能の終了アプリの障害対応の終了
2018年10月上旬	アプリストアの掲載終了
2018年10月31日(木)	DMM Okan運営サポート終了